【最新データ】不登校はどれくらい増えてる?小中学生の現実

不登校

「最近、不登校の子どもが増えている」と耳にするけれど、実際にはどれくらいの子が学校に通えていないのでしょうか。親としては「うちの子だけ特別なのでは?」と不安になったり、「世の中の状況を数字で知りたい」と感じる方も多いと思います。
文部科学省の最新データによると、小中学生の不登校はここ数年で大きく増加しています。この記事では、その推移をグラフでわかりやすく解説し、不登校の現実を客観的に見ていきます。
数字で状況を把握することで「必要以上に焦らない」「我が家だけの問題ではない」と心を落ち着ける助けになります。次のステップを考えるための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

不登校の人数は過去最多に

ここ数年、「不登校が増えている」というニュースをよく耳にします。実際の数字を見てみると、その言葉通りの現実があります。
文部科学省の調査によると、2023年度に30日以上学校を休んだ小中学生は 34万6,482人。前の年よりも約4万7千人増え、過去最多を更新しました。割合でいうと、小中学生1,000人のうち37人が不登校ということになります。


小学生も中学生も増加中

「中学生は多いけど、小学生は少ないんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。ところが、小学生も年々増えていて、2023年度は 13万人を超えました。これは10年前と比べて約5倍です。
中学生も21万人を超えており、こちらも10年前の約2倍以上。小学生・中学生どちらにも、不登校は決して珍しくない身近な現象になってきています。


なぜ不登校が増えているの?

背景にはいくつかの要因があります。

  • 学校生活のストレスや人間関係の難しさ
  • 無気力や不安感などの心の要因
  • コロナ禍による生活リズムの変化
  • 「不登校は問題行動ではない」という社会の理解の広がり

「休んでもいい」という考え方が少しずつ浸透してきたことも、数字に反映されていると考えられます。


「うちの子だけ?」じゃないから安心して

数字で見てみると、不登校は特別な子だけに起こることではなく、どの家庭にも起こりうることだと分かります。
「うちだけ…」と悩んでいた方も、まずはデータを知ることで少し心が軽くなるかもしれません。


まとめ

不登校の子どもは年々増え、今では小中学生で30万人を超えています。身近な現実として受けとめながら、まずは「安心できる家庭」を整えることが大切です。
次の記事では、小学生が休みがちになったとき、親がどう対応したらいいのかを具体的にお伝えしますね。

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