今日の晩ごはん、どうしよう…」
仕事や子育てに追われる毎日の中で、夕方になると必ず訪れるのが“ごはん問題”ですよね。
私も小学校教員として働きながら3人の娘(高1・小6・小4)を育てていますが、正直なところ毎日きちんと手作りなんてできていません。むしろ、忙しいからこそ“仕組み”に頼らなければ家族の食卓は守れないと実感しています。
そこで我が家が取り入れたのが「ヨシケイ」「生協」「フィットディッシュ」の3つ。
ヨシケイは献立いらずで10〜20分調理、生協は冷凍ストックで“疲れた日の自分”を救い、フィットディッシュは高校生の娘のお弁当づくりを劇的にラクにしてくれています。

さらに最近では、「作り置き.jp」という冷蔵惣菜の宅配サービスも気になっています。管理栄養士監修のおかずが週に一度届き、冷蔵で4日ほど保存できるので「手作り感はほしいけど、調理時間はかけられない」という家庭にぴったり。オイシックスやワタミの宅食などと合わせて比較しながら、自分に合うスタイルを見つけていきたいと感じています。

一見「手抜き」に思えるかもしれませんが、実際は“ちゃんと食べられる仕組み”をつくることが、家族の笑顔を守る一番の近道でした。
この記事では、私が実際に使っている3つのサービスの体験談とメリット・デメリット、そして「作り置き.jp」や他の宅配サービスとの違いについてもご紹介します。
▼忙しい家庭にこそ「食事の仕組み化」が必要な理由
毎日、夕方になると頭をよぎるのが「今日の晩ごはん、どうしよう…」。
冷蔵庫をのぞいても中途半端な食材ばかり。結局スーパーに寄って買い足して、帰宅後に慌てて調理。気づけば時計は夜7時を過ぎ、子どもたちは「まだ〜?」とソワソワ…。そんな日々を何度も繰り返してきました。
「母親なんだから、ちゃんと作らなきゃ」
「先生なのに、お惣菜ばかりじゃダメだよね」
そんなプレッシャーを自分で勝手に背負ってしまい、疲れているのに台所に立ち続けることも少なくありませんでした。頑張って作っても、子どもが食べてくれなかったり、夫から「今日ちょっと味が薄いね」と言われたりすると、余計に落ち込んでしまうことも。
でもある時気づいたんです。
“食事づくり”そのものが大変なのではなく、「毎日ゼロから考える」ことに疲れていたんだ、と。
そこで思い切ってヨシケイや生協などの宅配を取り入れたら、びっくりするくらい気持ちがラクになりました。献立を考えなくてもいい。材料がそろっているから買い物に走らなくてもいい。「今日はこれがある」という安心感が、仕事中の私を何度も救ってくれました。
食事の仕組み化は、けっして“手抜き”ではありません。
むしろ「ごはんをちゃんと食べられる」ことを大切にする、家族思いの工夫だと思います。
▼ヨシケイ:夕食づくりを助ける心強い味方
ヨシケイを選んだ理由
私がヨシケイを始めたきっかけは、まさに「夕方のバタバタから解放されたい」一心でした。
仕事帰りにスーパーへ寄ると、子どもは疲れて不機嫌、レジは行列、帰宅してからは献立を考えるところからスタート…。毎日それを繰り返すうちに「これは続かない」と思ったんです。
ヨシケイなら、1週間分のメニューが決まっていて、必要な食材が毎日届く。しかもカット済みのものも多く、袋を開けて炒めたり煮たりするだけで夕食が完成します。「今日はもう考えなくていい」と思えるだけで、心がすごく軽くなりました。
実際に使ってみて良かったこと3つ
まずは 献立を考えなくていい安心感。
「今日は魚にしようか、肉にしようか」と迷う時間がゼロになるのは本当に大きいです。
次に、時短と食材ロスのなさ。
10〜20分で作れるレシピばかりで、しかも使い切りなので余り物を腐らせることがありません。冷蔵庫の奥からしなびた野菜が出てきて罪悪感…なんてこともなくなりました。
そして意外と嬉しかったのが、子どもと一緒に作れる日が増えたこと。
工程がシンプルだから、娘たちが「やってみたい!」と参加しやすいんです。包丁を少しずつ練習したり、炒め物を手伝ったり。料理を通じて自然に会話が増えるのもメリットでした。

↑これで4人分。チキンのトマト煮とカレーピラフ。Cut Mealというコースで材料がほとんどカットした状態で届きます。
カットしてある野菜はすでに洗ってあるので、袋からすぐに料理に使えるのもGOOD!
月曜日から土曜日までお願いしています。土曜日は、金曜日にまとめて届きます。

↑私は主にこれを活用しています。
備えておくと安心なのはこれ⬇️
冷凍弁当は何かと便利ですよね!

ヨシケイのミールセットは7種類あります。それぞれを比較してみました。

上記3つが、働く世代におすすめのミールキットです。
年齢や家族構成が変わっても続けてお世話になれそうなラインナップです。
配達は、地域によって時間は様々。最初に担当の方からTELがあって相談できるので安心。
ミールキットの名称が変更されました(2025ねん9月現在)

スタイリッシュになりました。10年ぐらいお世話になっていますが、これほどの大きなリニューアルは初めてです。ヨシケイさんの気合いを感じます。
正直ここはイマイチだった点
もちろん「いいことばかり」ではありません。
メニューは季節感があってバリエーション豊富ですが、ときどき似たような味付けが続くと飽きてしまうことも。
とはいえ、総合的に見るとヨシケイは「夕食を整えるための仕組み」として大成功。
疲れて帰宅しても「ごはんがある」という安心感は、想像以上に大きな支えになっています。
<後日談>
幼い頃「鍵っ子」で育った私。
母と話していると、実は母もユーザーだった笑。でもその時は、調味料も一緒に入っていたらしく、好きじゃない調味料があると使わないので、余ってしまい捨てることがあったそう・・・・
今は、基本的な調味料は「家のものを使う」というスタンスになっている。特別なソースなどは添付してくれてるから、きほんの調味料さえあれば安心です。
▼生協:冷凍ストックで“疲れた日の自分”を救う
生協を利用し始めたきっかけ
「今日はもう何も作りたくない…」という日、ありますよね。
そんなときに強い味方になってくれるのが、生協の冷凍食品や日用品の宅配です。まとめて届くので、冷凍庫や冷蔵庫に常備しておけば“安心のストック”になります。
我が家の必須アイテムは“自動注文”で確実に
生協の便利なところは、**「自動注文機能」**があること。
私は毎週欠かさず使うものを自動設定していて、忘れる心配がありません。
✅ 牛乳3本 フルグラとか食べるのですぐ無くなる・・。
✅ 卵1パック
✅ 食パン 5枚切り
この3つは“必ず家にあるもの”として固定。買い忘れがなくなるだけで、日々の小さなストレスがかなり減りました。
さらに、よく使うプチトマトや冷凍食品、お米など重たいものもまとめて注文。スーパーから持ち帰るのが大変なものほど、生協で頼むのがおすすめです。
毎週金曜日の“個別宅配”が安心
わが家の場合、届けてもらえるのは毎週金曜日。
個別宅配なので「不在だったらどうしよう」という心配もなく、玄関前にしっかり保冷で置いておいてくれます。忙しい週末前に食材が整うのは、とてもありがたいポイントです。
密かなおすすめ“生協アイス”
そして意外な推しポイントが アイスクリーム。
生協の配送はしっかり温度管理してくれるので、溶ける心配がありません。暑い夏でも安心して頼めるので、子どもたちと一緒に「今日はご褒美にアイスだね」と楽しみにできるんです。
生協を使うメリットと節約効果
ストックがあると「もう外食にしちゃおうか…」という日が減ります。結果的に食費のムダがなくなり、買い物の回数も減って時間の節約にもつながります。
忙しい毎日のなかで「なくてはならない基盤」を整えてくれるのが、生協の一番の魅力だと感じています。
▼フィットディッシュ:高校生のお弁当づくり革命
朝のお弁当づくりは戦場
高校生になった長女には、毎日お弁当が必要です。
でも正直、朝の時間は本当に戦場。「あと5分で家を出ないと!」というタイミングで、卵焼きを焦がしそうになったり、おかずが一品足りなくて慌てたり…。そんな日々に疲れていました。
そこで導入したのが、大阪ガスの宅食サービス 「FitDish(フィットディッシュ)」。
冷蔵で届くパウチのおかずをレンジでチンするだけで、彩りの良い一品がすぐに完成。これがわが家の“お弁当革命”になりました。

お弁当にこのセットを入れることが多いです。
✅ メインと野菜
それに プチトマトとかフルーツとか彩りも考えて入れていくと時短&ヘルシー!
ちなみに、大阪ガスの電気も契約しています。
Amazonプライムの年間契約も付いているので、なんかお得って思いました。
我が家で感じたメリット
- 冷蔵で届くから冷凍庫がパンパンにならない
まとめ買いした冷凍食品で冷凍庫がいっぱい…という悩みから解放。冷蔵で届いて、しかも1か月保存できるのが本当に助かります。 - 管理栄養士監修の和洋中メニューで飽きない
からあげや煮魚、ハンバーグなど、栄養バランスを考えたメニューが届くので「今日は何を入れよう?」と迷わなくて済みます。 - 彩りが良く、そのまま詰められる
レンジで温めて、冷ましたらそのままお弁当箱にIN。黄色・緑・赤とバランス良く入っているので、仕上がりが華やかになるのも嬉しいポイント。
娘の反応と“母の気持ち”
最初は「レンジで温めるおかずってどうなんだろう?」と思っていましたが、長女は「これおいしい!」と大満足。冷めても味がしっかりしているので、お弁当にぴったりです。
母としても、「朝に冷蔵庫から取り出して詰めるだけ」という日があるのは救い。心の余裕が全然違います。「ちゃんとしたものを持たせてあげられた」という安心感もあり、バタバタの朝に小さな余白ができました。
少し気になる点も
唯一のデメリットは、やっぱり価格。冷凍食品や手作りに比べると少し高めに感じます。
でも、その分「安心して持たせられる」「親子で笑顔になれる」と考えたら十分価値があると感じています。
▼気になっている宅配サービス「作り置き.jp」
作り置き.jpってどんなサービス?
最近私が気になっているのが、「作り置き.jp」という冷蔵のお惣菜宅配サービスです。
管理栄養士監修の家庭的なおかずが、週に1回、冷蔵で届く仕組み。届いたその日から食べられるのが大きな魅力で、保存期間は約4日間。ほとんどのおかずは冷凍保存もできるので、まとめてストックすることも可能なんだそうです。
ついつい、「冷凍食品」を買ってしまうため、冷凍庫は常にいっぱい・・・
冷蔵のすぐ食べられる「作り置き」があるのはありがたい。

プランと料金
4人前×3食(主菜3品+副菜5品)で約9,990円、
4人前×5食(主菜5品+副菜6品)で約15,960円。
1食あたり800円前後なので、外食や総菜に頼るよりはコスパが良さそう。毎日調理するのは大変だけれど、完全にお弁当宅配ほどの手軽さはいらない…という家庭に合いそうです。
注文のしやすさ
LINEから注文・スキップ・解約ができるのも便利。
わが家のように「使う週と使わない週がある」家庭でも気軽に試せそうで、ハードルが低いと感じました。
どんな人に向いている?
- 「手作り感のあるおかずを食べたい」
- 「冷凍ばかりだと飽きる」
- 「平日の夕方に温め直すだけにしたい」
こんな人にぴったりだと思います。逆に、一人暮らしや“自炊が苦じゃない人”には量やコストの面で合わないかもしれません。
私が気になっている理由
正直なところ、ヨシケイや生協でかなり助けてもらっていますが、「もうちょっとバリエーションが欲しい」と思うときもあります。作り置き.jpなら冷蔵のおかずがそのまま届くので、“家庭的な手作り感”がプラスされるのでは…?と期待しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 出来立てが届く【つくりおき.jp】 5つの特徴 ・5分で食卓が完成!? ・栄養士監修のメニュー ・出来たてそのまま”冷蔵”で届く ・自炊より家庭に優しい ・いつでも休会・解約可能 詳細は下記から
他の宅配サービスを試してみて感じたこと
子どもがまだ一人だけだったころ、「夕食のお弁当が届くタイプ」の宅配サービスを利用していた時期もありました。
温めるだけで夕食が完成するので、確かに便利。でも続けるうちに不思議なことに、メニューは違うのに“なんとなく同じ味”がするんです(笑)。
そのうち家族も飽きてしまい、結局やめてしまいました。
宅配弁当は「まったく作る余裕がない時期」には助かりますが、わが家の場合は「できたてを一緒に囲みたい」という思いが強く、ヨシケイや生協のほうが合っていました。
▼著者について
この記事を書いたのは、フルタイムで働きながら3人の娘(高1・小6・小4)を育てている
「一ノ瀬そらの」です。
日々のバタバタの中で工夫していることや、子育て・不登校のこと、家計管理の工夫などを note でも発信しています。
忙しい毎日を“ちょっと軽くするヒント”をお届けできたらうれしいです。
まとめ|“手をかけすぎない”で家族の笑顔を守ろう
毎日のごはんづくりは、ただお腹を満たすだけじゃなく、家族の会話や安心感をつくる大切な時間。
でも、だからといって「全部手作りでなければダメ」と思い込む必要はありません。
- ヨシケイで「献立いらず」の安心を得る
- 生協で「冷凍ストックと自動注文」の便利さを活用する
- フィットディッシュで「お弁当づくりの革命」を起こす
- さらに作り置き.jpなど、気になるサービスを取り入れてみる
こうした“仕組み”を上手に使うことで、忙しい毎日でも「ちゃんと食べられる暮らし」が実現できます。
手を抜くことは悪いことではなく、「手をかけすぎない工夫」こそが、仕事や育児を頑張る私たちに必要なことだと実感しています。
今日もまた、ごはんを囲んで「おいしいね」と笑えることが、一番の幸せ。
この記事が、同じように忙しい誰かの心を少しでも軽くできたらうれしいです。
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