【不登校の朝】子どもが安心できる声かけ例10選

不登校
ママ
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特に不登校のときの朝は、家庭の空気が一番ピリピリしやすい時間帯。
「なんで行けないの?」「また休むの?」と責めるような言葉をかけてしまうと、子どもはますます心を閉ざしてしまいます。

この記事では、私自身の体験も交えながら、不登校の朝に使える「安心できる声かけ」を10個ご紹介します。
同じように悩むお母さん・お父さんの気持ちが少しでもラクになれば嬉しいです。

▼不登校の朝に大切なこと

子どもを急かさない

朝はどうしても「時間に追われる」ので、無理に起こそうとしたり、「早くしなさい!」と口調がきつくなりがち。


でも不登校の子にとって、学校の話題や「時間」を意識させられるのは強いプレッシャーです。

安心できる雰囲気を作る

「行けるかどうか」よりも「今日はどう過ごすか」を一緒に考えるモードに切り替えることで、子どもは落ち着きやすくなります。

親の焦りを子どもにぶつけない

親の「心配」と「焦り」はすぐに伝わります。
言葉選びをちょっと変えるだけで、子どもの受け取り方は大きく変わります。


▼【声かけ例10選】

① 「おはよう、よく眠れた?」

まずは挨拶から。

学校のことには触れず、普段通りの会話から始めるのが安心につながります。

② 「今日はどんな気分かな?」

「学校に行く?」ではなく、子どもの気分を聞く質問。答えやすく、心を整理するきっかけになります。

③ 「ちょっとお茶いれるね、一緒に飲もう」

声かけ+行動で「居場所」を示す。

朝の小さな安心ルーティンに。

④ 「今日もいてくれてありがとう」

存在そのものを肯定する言葉。不登校の子は迷惑をかけている」と感じやすいので、こうした肯定は響きます。

管理人
管理人

目の前の子どもを見て、「迷惑をかけていて申し訳ないという態度ではない」っと思うかもしれませんが、多くの不登校の子どもたちは、「迷惑をかけている」から申し訳ないというような姿は見せません。【見せれない】と思っておいた方がいいでしょう。

⑤ 「行けなくても大丈夫。元気なときに考えよう」

行けないこと=失敗」ではないと伝えることで、プレッシャーをやわらげられます。

⑥ 「少し横になっていていいよ」

「起きなきゃ!」と追い立てず、布団の中にいてもいいことを許可する言葉。

⑦ 「朝ごはん、食べられそう?」

無理に食べさせず、本人の意欲を尊重しながら聞く。食べられたら「えらいね」と肯定を添えると効果的。

管理人
管理人

⑤〜⑦は、不登校の初期の段階での声掛けとして、有効な声掛けですね。

⑧ 「今日は〇〇(天気)だね」

何気ない天気の話や日常の話題で会話のハードルを下げる。学校の話題を避けるクッションになります。

⑨ 「できることから始めようか」

「顔を洗う」「着替える」など、小さな行動に切り替える提案。成功体験を積むことが目的です。

⑩ 「無理しなくていいよ。お母さん(お父さん)は味方だからね」

最後は安心の一言。不登校の子が一番欲しいのは「親の理解と味方でいてくれる安心感」です。

管理人
管理人

この時、「誰かを敵にする」ことが絶対にないようにしましょう。例えば、担任の先生や友達、祖父母などを「敵」とみなして会話をすると、

親が最後はその「敵」を倒さないと信頼関係が構築できなくなります。

通常に考えると、それはできないので、最終、子どもとの信頼関係が築けなくなります。


▼親が言ってしまいがちなNGワード

  • 「また休むの?」
  • 「甘えてるだけでしょ」
  • 「他の子はちゃんと行ってるのに」

これらの言葉は子どもを追い詰めるだけで、何の解決にもつながりません。
つい口から出そうになったら、

ぐっと飲み込んで「大丈夫、大丈夫」と言葉を置き換えてみましょう。


▼我が家で実際に効果があった声かけ

私自身、娘が不登校になった当初は

「なんで行けないの?」と聞いてしまって、逆効果だったことがあります。
でもある日「今日は一緒にご飯食べようか」と声をかけただけで、表情が緩んだんです。


それ以来「学校に行くかどうか」ではなく「今日をどう過ごすか」に意識を向けるようになりました。


▼まとめ

不登校の朝は、家庭の空気を左右する大事な時間。


「学校に行かせるための言葉」よりも、

子どもが安心できる言葉」をかけることが何より大切です。

声かけ例10選

管理人
管理人

今までの声かけをリスト化してみました。これが正解というわけではありません。各家庭で状況を見極めて、声掛けをするのが一番です。

  1. おはよう、よく眠れた?
  2. 今日はどんな気分かな?
  3. お茶いれるね、一緒に飲もう
  4. 今日もいてくれてありがとう
  5. 行けなくても大丈夫
  6. 少し横になっていていいよ
  7. 朝ごはん、食べられそう?
  8. 今日は〇〇だね
  9. できることから始めようか
  10. 無理しなくていいよ、味方だからね

▼おわりに

不登校は「親の声かけ一つ」で子どもの表情が変わることもあります。
完璧な声かけじゃなくても大丈夫。
「あなたを大切に思っているよ」という気持ちが伝われば、それが一番の安心です。

親子で迎える朝が少しでも穏やかになりますように。


こんにちは、soranoです。
子育てや不登校の経験を通して、同じように悩む方の気持ちが少しでも軽くなれば…と思って、このブログを書いています。

“完璧な親” じゃなくても大丈夫。
日々の小さな工夫や、心がほっとする瞬間を、一緒に見つけていけたら嬉しいです。

どうぞ、気軽に読みに来てくださいね。」

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