「担任の先生に、何をどこまで話せばいいんだろう…」「伝えても何もしてくれない気がする…」
不登校の担任への伝え方がわからなくて、毎朝の連絡が憂うつになっていませんか?「何を話せばいいか」「どこまで伝えるべきか」「伝えても何も変わらない気がする」——この記事では、実際に不登校の子を持つ母親として経験した視点から、担任へのベストな伝え方・使える例文・担任が動いてくれないときの対処法を丸ごとまとめました。
次女が不登校になった最初の頃、私もこの悩みを抱えていました。毎朝の電話が憂うつで、「先生に伝えても状況は変わらないんじゃないか」という無力感。うまく伝えられなくて、先生に責めるような言い方をしてしまって後悔したこともあります。
そんな経験から、担任への伝え方で変わること・変わらないことが少しずつわかってきました。「担任が何もしてくれない」と感じたときにすべき行動も含めて、この記事で整理します。
この記事でわかること:
- 最初の連絡で「何を」「どこまで」伝えればいいか
- 担任に伝えるときのNG例(実体験)
- そのまま使える連絡例文3パターン
- 担任が「何もしてくれない」と感じたときの段階的対処法
- 担任が手探りでいる理由(親が知っておくと楽になる)
読み終わったあと、「明日から動ける」と思えるはずです。

私も最初は「どこまで話せばいいんだろう…」と悩んで、毎朝の連絡が憂うつでした。でも、この記事に書いたことを意識するようになってから、少しずつ気が楽になりましたよ。
- 不登校を担任に伝えるとき親が不安になる3つの理由
- 不登校の担任への伝え方|最初に伝える内容と言わなくていいこと
- 毎朝の担任への連絡はシンプルでOK|親の負担を減らす伝え方
- 電話が怖い・苦手な親へ|担任へのLINE・メール連絡でもOK
- 不登校を担任に伝えるときのNG例【実体験】
- 不登校を担任に伝える例文|そのままコピーして使えるテンプレート3選
- 担任が何もしてくれない・理解してくれないときの対処法4ステップ
- 不登校と担任に関するQ&A|親が本音で悩む疑問に答えます
- 担任の先生が不登校対応で「手探り」になる理由
- 担任への怒り・不信感を感じているあなたへ
- まとめ|不登校の担任への伝え方で関係は変わる
- 担任対応に悩んでいる方へ|関連記事
不登校を担任に伝えるとき親が不安になる3つの理由
子どもが学校を休み始めると、担任への連絡がじわじわとプレッシャーになっていきます。
「どこまで話すべきか」「変に思われないか」「子どもへの対応が変わってしまわないか」——そんな迷いが重なって、毎朝の電話が憂うつになる方も少なくありません。
でも安心してください。
担任の先生に伝えるべき内容は、実はそこまで多くありません。
まずは「何を伝えると子どもにとってプラスになるか」を軸に考えていきましょう。
不登校の担任への伝え方|最初に伝える内容と言わなくていいこと
最初に伝えるべき3つのこと
担任への最初の連絡では、以下の3点を伝えれば十分です。
① 今の状態(学校を休んでいる、という事実)
「〇〇は今、学校に行くのが難しい状態です」と、シンプルに伝えます。原因の深掘りは、最初の連絡では不要です。
② 家庭での様子(落ち着いているかどうか)
「家では落ち着いて過ごしています」「食欲はあります」など、一言添えるだけで、担任は安心できます。担任が最も心配しているのは「子どもが今どんな状態か」だからです。
③ 今後の連絡方法(どう連絡を取り合うか)
「毎朝電話が難しい場合は、LINEやメールでもいいですか?」など、連絡の手段を最初に決めておくと、双方の負担が減ります。
言わなくていいこと・後でいいこと
最初からすべて話す必要はありません。
たとえば、不登校の「原因」や「いじめの有無」「家庭の事情」などは、信頼関係が築けてから、必要に応じて話せば十分です。
担任との関係は、長期戦です。
最初に話しすぎて消耗するより、少しずつ情報を共有していくほうが、お互いにとって良い関係が続きます。
毎朝の担任への連絡はシンプルでOK|親の負担を減らす伝え方
毎朝、長々と説明しようとしなくて大丈夫です。
「今日は休みます。家では落ち着いています」
これだけで、十分です。
理由を詳しく説明しようとするほど、親自身が疲弊します。
先生も、毎朝の長い説明を負担に感じることがあります。
「シンプルに伝える=誠実さに欠ける」ではありません。
「今日も変わらず見守っています」というメッセージが、短い一言の中に十分に伝わっています。
👉 関連記事:不登校の子の担任から電話、仕事中に取れなかった…どうする?ワーママのリアル対処法
電話が怖い・苦手な親へ|担任へのLINE・メール連絡でもOK
毎朝の電話が「怖い」「声が出ない」というお母さん・お父さんは、実はとても多いです。特に不登校初期は、先生に何か言われるかもという緊張から、電話を取ることすら苦痛になることがあります。
担任への連絡は、電話でなくても大丈夫です。最初に「電話が難しい日はLINEや連絡帳でもいいですか?」と一言確認するだけで、多くの先生は対応してくれます。実際、私も次女の担任に「メールでもいいですか」と聞いたところ、快く了承してもらえました。
そのままコピーして使えるLINE・メールの文例
【パターン①:欠席の連絡(シンプル版)】
「おはようございます。〇〇の母です。本日〇〇は体調が優れないため、お休みさせていただきます。家では落ち着いて過ごしています。よろしくお願いします。」
【パターン②:欠席が続いているとき】
「〇〇の母です。今週も引き続き休ませていただいております。家では食事もとれており、少しずつ気持ちが安定してきているようです。学習面でご配慮いただけることがあれば、ご連絡いただけると助かります。」
【パターン③:電話を避けたいと伝えるとき】
「〇〇の母です。毎朝の電話対応が難しい状況で、できればLINEやメールでのご連絡にしていただけると助かります。ご不便をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いします。」
📌 ポイント:文章は短くていい。「おはようございます」「よろしくお願いします」の挨拶があれば十分です。「なぜ電話できないか」を説明する必要はありません。
不登校を担任に伝えるときのNG例【実体験】

私もやってしまったことがあります…。「先生のせいで子どもが行けなくなった」という気持ちがあふれて、つい責めるような言い方になってしまって。あとで後悔しました。気持ちはよくわかるけど、関係を壊してしまうと子どもにとっても辛いんですよね。
伝え方によっては、担任との関係がギクシャクしたり、子どもへの対応がうまくいかなくなることがあります。以下のNG例は、特に気をつけてほしいポイントです。
NG① 「先生の対応のせいで不登校になった」と最初から責める
担任に原因があると感じていても、最初から責める姿勢を見せると、関係が閉じてしまいます。まずは状況を共有し、信頼関係を築いてから、問題があれば段階的に伝えましょう。
NG② 毎日長電話で細かく報告しすぎる
親の不安を解消するための連絡が、担任を疲弊させる場合があります。連絡は週1〜2回の定期連絡にまとめるなど、頻度を調整しましょう。
NG③ 「先生にお任せします」と丸投げにする
担任は多くの子どもを抱えています。「お任せ」では対応が後回しになりやすく、親も状況を把握できなくなります。「一緒に考えたい」という姿勢を見せることが大切です。
NG④ 子どもの前で担任の悪口を言う
学校や担任への不信感を子どもの前で話すと、子どもが「学校に戻りたくても戻れない」気持ちになりやすくなります。不満があれば、子どものいない場所で伝えましょう。
不登校を担任に伝える例文|そのままコピーして使えるテンプレート3選
初回の連絡(休み始めたとき)
「突然のご連絡失礼します。〇〇の母です。〇〇は今週から学校に行くことが難しくなっています。本人も親もまだ原因を整理中なのですが、まずはご報告したく連絡しました。家では食事もとれており、落ち着いて過ごしています。今後の連絡方法など、ご相談できれば幸いです。よろしくお願いします。」
状況が続いているとき
「先日はご連絡ありがとうございました。〇〇は引き続き自宅で休んでいます。家での様子は落ち着いており、少しずつ気持ちの整理をしているようです。学習の遅れについても少し気になっているのですが、プリントなどを自宅に届けていただくことは可能でしょうか。ご都合のよいときに教えていただけると助かります。」
面談をお願いするとき
「改めて先生にご相談したいことがあり、放課後など短い時間でも、直接お話しする機会をいただけないでしょうか。〇〇の状態や、今後の対応について、一緒に考えていただければ幸いです。」
面談前に準備しておくと安心|伝えることチェックリスト
面談の機会をもらえたとき、「何を話せばいいかわからなくてパニックになった」という親御さんは多いです。事前に整理しておくと、短い時間でも伝わりやすくなります。
- ✅ 今の子どもの状態(体調・生活リズム・気持ち)
- ✅ 学校に対して今一番困っていること(連絡方法・学習の遅れなど)
- ✅ 子どもが先生や学校についてどう言っているか
- ✅ 今後どうしていきたいか(少しずつ戻ってほしい・まず安定させたいなど)
- ✅ 先生に一番お願いしたいこと(連絡をこまめにほしい、そっとしておいてほしいなど)
📌 全部話そうとしなくて大丈夫です。「今一番困っていること」を1つだけ伝えるだけでも、面談の意味があります。えんがわさん体験談:私が面談で一番役に立ったのは「連絡はメールにしてほしい」というお願いを直接伝えたことでした。それだけで毎朝のプレッシャーが大幅に減りました。
👉 関連記事:【不登校】担任が何もしない?先生の対応と学校の現実
担任が何もしてくれない・理解してくれないときの対処法4ステップ
担任に伝えても「しっかり登校させてください」「来れば楽しいですよ」としか言ってもらえない——そんな経験をした親御さんは、決して少なくありません。私も最初の担任への連絡のあと、「頑張って連れてきてください」と言われてしまい、「この先生には伝わらない」と絶望した記憶があります。
でも、そこで諦めずに「次の手」を使ったことで、学校との関係が少し変わりました。以下の手順で対処してみてください。
そのときは、以下の手順で対処しましょう。
ステップ① 担任以外の窓口に相談する
スクールカウンセラー・養護教諭・教育相談担当など、担任以外にも相談できる先生がいます。「担任の先生にも伝えているのですが、別の視点でアドバイスをいただけませんか」と声をかけてみてください。
ステップ② 学年主任や管理職に相談する
担任との関係が改善しない場合は、学年主任や教頭・校長への相談も選択肢の一つです。「担任を飛ばした」という感情ではなく、「チームとして動いてほしい」という文脈で伝えると、関係が壊れにくくなります。
ステップ③ 教育委員会の相談窓口を利用する
学校全体がうまく機能していないと感じた場合は、各自治体の教育委員会に相談窓口が設置されています。「第三者に間に入ってほしい」というケースで有効です。
ステップ④ 外部支援(フリースクール・支援センター)と連携する
学校だけに解決を求めるのは、親にとっても子どもにとっても負担です。不登校支援センターやフリースクールなど、学校外の支援機関と連携することで、状況が動き出すこともあります。
不登校と担任に関するQ&A|親が本音で悩む疑問に答えます
「こんなこと聞いていいのかな…」と思いながら、検索している方が多い疑問にお答えします。
Q. 担任を変えてもらうことはできる?
結論から言うと、「担任変更」は現実的には難しいです。学校側の人事・シフトの都合があり、「担任が合わないから変えてほしい」という要望だけでは動いてもらいにくいのが実情です。
ただし、「担任一人に全部任せず、スクールカウンセラーや教頭を窓口にしてほしい」という形なら対応してもらえることがあります。「担任を変える」より「担任だけに頼らない体制をつくる」という方向で学校に相談してみてください。
Q. 担任から「登校刺激」をされて子どもが追い詰められている。どうすれば?
「来れば楽しいよ」「頑張って来てみよう」という声かけを、不登校の子どもへの「登校刺激」と言います。善意からであっても、子どもが追い詰められる場合があります。
このとき効果的なのは、「今は登校刺激を控えていただけますか」と、具体的にお願いすることです。「子どもが学校の話をされると体調が悪くなる」など、具体的な状態を伝えると、担任も動きやすくなります。面談の機会を使って、直接お願いするのがおすすめです。
Q. 担任から連絡が来ない。放置されている気がする。
担任から連絡が来ない理由はいくつかあります。①忙しくて後回しになっている、②どう連絡すればいいか迷っている、③「親から言ってくれるまで待とう」と思っている——このどれかであることがほとんどです。
「放置されている」と感じたら、こちらから「月に1回程度、電話やメールで様子を教えていただけますか」と具体的にリクエストするのが一番早いです。担任は「親が何を求めているか」がわからないと動けないことが多いからです。
担任の先生が不登校対応で「手探り」になる理由
担任の先生もまた、不登校への対応を「手探り」でしていることがほとんどです。
- クラス全体を見ながら、不登校の子にどう関わるか
- 登校を促して逆効果にならないか
- 家庭にどの頻度で連絡すればいいか
こうした悩みを抱えながら動いている先生が多い一方で、学校によっては担任だけが全ての対応を担ってしまっていることもあります。
文部科学省は「不登校支援は担任一人に任せず、学校全体でチーム対応すること」を求めていますが、実際には担任個人に負担が集中するケースも少なくありません。
だからこそ、親側から「一緒に考えましょう」という姿勢を伝えることが、担任にとっても大きな支えになります。
担任を「敵」ではなく「同じ方向を向くチームの一員」として捉えることが、子どもの支援にもつながっていきます。
担任への怒り・不信感を感じているあなたへ
担任への怒りや不信感を抱えることは、おかしなことではありません。子どものために必死に動いているのに「何もしてくれない」と感じたとき、怒りがわくのは当然です。
私も「この先生は絶対にわかってくれない」と思った時期がありました。でも後から振り返ると、担任も不登校対応のやり方がわからなくて困っていたのだとわかりました。敵ではなく、ただ「方法を知らない人」だったんです。
だからといって、親が我慢し続ける必要もありません。怒りを感じたら、まずスクールカウンセラーや信頼できる人に「吐き出す」ことが大切です。担任に直接ぶつけてしまうと関係が壊れますが、感情を抱え込んでいると親の心が消耗します。吐き出す場所を確保することで、担任との関係を「冷静に」保ちやすくなります。
👉 関連記事:【保存版】不登校の担任対応まとめ|親が知るべき全知識
まとめ|不登校の担任への伝え方で関係は変わる
- 最初に伝えるのは「今の状態」「家での様子」「連絡方法」の3つだけでOK
- 毎朝の連絡は短くシンプルに。長い説明は親も担任も疲弊させます
- 責める・丸投げ・長電話など、関係を悪化させるNG行動は避けましょう
- 例文を活用して、まず「伝える一歩」を踏み出してみてください
- 担任が理解してくれないときは、段階的に相談窓口を広げていきましょう
不登校は、親だけでも担任だけでも解決できるものではありません。でも、伝え方一つで、担任との関係は確実に変わっていきます。
私も「どうせ伝わらない」と思っていた時期がありました。でも、スクールカウンセラーに間に入ってもらったことで担任との関係が変わり、それが少しずつ子どもにも良い影響を与えてくれました。「学校に全部任せる」でも「一人で抱え込む」でもなく、「一緒に動いてくれる人を増やしていく」感覚で進んでみてください。
まず「伝えてみること」から始めてみてください。
あなたの一言が、子どもの安心につながるはずです。
自宅でできる学習ツールも合わせて検討している方は、不登校の子に合う教材を比較したこちらの記事も参考にしてください。


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