
「うちの子、全然勉強しない」
毎日呟いてます・・・・
心配なんです。勉強しないと将来が・・・
そう不安になる日、ありますよね。
机には手をつけないのに、
YouTubeを見たり、ゲームに夢中になったり、
ただぼーっとしているように見えることもある。
“このままで大丈夫なんだろうか?”
その焦り、すごくよく分かります。
でも、子どもを長く見てきて気づいたんです。
勉強していないように見える時間こそ、
実は一番“伸びている瞬間”だった ということに。
大人から見れば “サボっているだけ” に見える行動も、
子どもの脳の中では、
・情報を整理する
・気持ちを整える
・次の興味を育てる
・学びのスイッチをつくる
そんな大切な時間になっている。
では、
「勉強しない」ように見える子どもが
どうやって力をため、静かに成長しているのか
そして
親はどんな関わりをすればいいのか
を、不登校・HSPの娘たちと向き合ってきた実体験をもとに解説します。
焦らなくて大丈夫。
あなたのお子さんは、思っている以上に“育っています”。
「うちの子、家でずっとぼーっとしてて…」
「全然勉強しないんです」
親なら一度はつぶやいたことのある悩みかもしれません。
でも、ソファでゴロゴロしているとき、
YouTubeを見てケラケラ笑っているとき、
夢中でレゴを組み立てているとき——
その姿の中に、じつは
“生きていく力の種” が隠れていることを、
あなたは知っていますか?
くどくど書きましたが、大人と子どもの違いがあるよっていうことw
もう一度伝えたかったんです。
「生きていく力を、子どもに。」シリーズについて
この連載では、不登校の子どもたちが
“自分らしく育つための10の力” をテーマに、
親としてできる関わり方を綴っています。

今回は 第7話+第8話の統合回。
「ぼーっとする時間」と「勉強しない時期」
——どちらも、じつは深くつながっています。
うちの子も、しばらく勉強には手がつかなかった
次女が不登校になったばかりの頃、
1日中ソファでゴロゴロ。
プリントは机の上で積み上がったまま。
「このままで大丈夫?」
その不安、痛いほどわかります。
でも、ある日のこと。
夕飯づくりをしているときに次女が、
「ねぇ、どうして卵はゆでると固まるの?」
と聞いてきたんです。
私は一緒にスマホで調べました。
「タンパク質が熱で変化するらしいよ」
そう伝えると、
「へぇー!」と目を輝かせたあの顔。
あの瞬間、私は思いました——
“これが学びだ” と。
勉強は机に向かうことだけじゃない。
心が動いた瞬間、そこに“学び”は生まれています。
そしてもう一つの気づき。「ぼーっとする時間」こそ回復のサイン
不登校になったばかりの次女は、
ただ静かに、外を眺める日も多かった。
私はその姿に焦っていました。
でもある日の午後、
彼女が窓の外を見てつぶやいたんです。
「ねぇ、空ってずっと動いてるね」
その声にハッとしました。
心が動く瞬間は、“何もしない時間”の中にある。
子どもは、ぼーっとする時間の中で
気持ちを整え、次の一歩の準備をしている。
それを脳科学では「デフォルトモードネットワーク(DMN)」と呼びます。
DMNが働くと、
・気持ちの切り替え
・集中力
・創造力
・問題解決力
が伸びると言われています。
つまりあの“ぼーっとしている時間”こそ、
未来の力を育てている時間 なんです。
大人の脳と子どもの脳は違う
大人は「疲れたから休む」と自分で言えます。
でも子どもは、それが言えない。
特にHSP傾向のある子は、
音・光・他人の感情・空気の変化……
一度に受け取る情報量が普通の子の数倍。
長女にもHSPの兆候があるのですが、
学校生活はそれだけでフルマラソンのような負荷です。
だからこそ、家では
「何もしない時間」が“自然に休める唯一の場所”。
“ぼーっとする”は怠けではなく、
その子の心が自分を守っているサインなんです。
そして、「好き」の中に学びは育つ
次女が料理動画にハマった時期がありました。
「これ作りたい!」と言って
材料を書き出し、買い物に行き、
レシピ通りに作ってみる。
「塩入れすぎた…」と反省している姿は
完全に“実験”そのもの。
勉強は、生活の中に無限に転がっている。
そして“好き”を入り口にしたとき、
学びは自然に深まっていくんです。
🌱 家庭でできる「余白」と「学び」を育てる10のヒント
〈余白を育てる5つ〉
1️⃣ 予定を詰めすぎない
2️⃣ “退屈”を悪者にしない
3️⃣ 親もぼーっとする姿を見せる
4️⃣ 子どものペースを急かさない
5️⃣ 小さな変化を見逃さない
〈学びを育てる5つ〉
6️⃣ 「なんでだろう?」を一緒に調べる
7️⃣ 興味の“つづき”を提案する
8️⃣ 結果よりプロセスを認める
9️⃣ 学びの場所を限定しない
🔟 親自身も“学び続ける姿”を見せる
「何もしない時間」は、未来への“貯金”
私たちの世代は、頑張りすぎて倒れるまで走り続けてきました。
だからこそ今の子どもたちには、
「休む力」と「学び続ける力」 の両方を育ててあげたい。
ぼーっとする時間は心の再生。
夢中になる時間は学びの源。
どちらも、
子どもが生きていくうえで欠かせない力です。
🌿あなたのお子さんは、どんな“余白”を生きていますか?
ぼーっとする時間も、
ゲームも、
動画も、
レゴも、
料理も。
そのすべてが、
その子だけのペースで育つための“力”になっている。
今日、少しだけ「やることリスト」を手放してみませんか?
子どもの中で、静かに、でも確実に、
“生きる力”が育っています。
- 【勉強しない】うちの子が、実は静かに“伸びていた”理由
- 【不登校×やりたいを育てる】“やりたいことがない”は嘘かも?自由と見返りを手放す家庭のつくり方
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