
学校に行かなくても、見た目は気になるんだよね。
我が家の不登校の娘、アスパラちゃんは、
外見をとても気にする子です。
気に入らない服だと、
それだけで一日、気分が落ちてしまうことがあります。
今日は月曜日。
しかも、仲のいい友達が2人ともお休み。
「今日は行けるかな…」
そう思いながら、声をかけるタイミングを迷っていました。
そんなとき、娘がぽつりと聞きました。
「今日、これ着ていっていい?」
手に持っていたのは、
お気に入りのアディダスのジャージ。
鏡の前で合わせると、
少しだけ表情がやわらぎました。
友達がいない教室。
いつもの安心できる場所がない月曜日。
それでも、
「これなら大丈夫かも」と思えるものがある。
たったそれだけのことが、
子どもの背中をそっと押してくれることがあります。
この記事では、
不登校の子どもにとっての“服の力”と、
家でできる小さな整え方についてお伝えします。
不登校でも、服が心の支えになる理由
不登校になると、
「どうせ外に出ないし」
「誰に見られるわけでもないし」
つい、服装は後回しになりがちです。
でも、アスパラちゃんにとって服は、
人に見せるためのものというより、
自分の気持ちを整えるためのものに近い気がしています。
お気に入りの服を着ているときは、
家の中でも姿勢が少し伸びて、
表情もどこか違う。
逆に、気に入らない服の日は、
一日中、気分が沈んでしまうこともありました。
特に月曜日の朝は、
登校するかしないか、
本人の中でも気持ちが揺れやすい時間です。
そんなときに
「これなら大丈夫かも」と思える服があるだけで、
心のハードルが、ほんの少し下がるように感じました。
不登校の子どもにとって、
服はただの身支度ではなく、
安心感を身にまとうためのツールなのかもしれません。
アスパラちゃんがアディダスを選んだ理由
アスパラちゃんが「これがいい」と言ったきっかけは、
推しのユーチューバーが着ていたことでした。
動画の中で、その人は特別なことをしていたわけではありません。
ただ、いつものように話して、笑って、動いているだけ。
でも、その姿がとても自然で、楽しそうに見えたようです。
「この人が着てるの、アディダスやで」
そう教えてくれた声は、
どこか誇らしげで、少しだけ前向きでした。
不登校になってから、
外の世界とのつながりはどうしても細くなりがちです。
でも、動画を通して
「いいな」「こうなりたいな」と思える存在がいることは、
アスパラちゃんにとって大切な拠り所になっているようでした。
同じ服を着たからといって、
すぐに何かが変わるわけではありません。
それでも、
好きな人と少しだけ重なれた気がする
その感覚が、安心につながっていたのだと思います。
推しが着ていたアディダスのジャージは、
アスパラちゃんにとって
「学校に行くための服」ではなく、
自分で自分を整えるための服でした。
でも とても高い・・・
本人もそれを理解していました。考えた挙句、もうすぐ誕生日なので、
その誕生日を前倒しにするという案を提示してきました。
私もそれに理解を示して、購入することになりました。
自分で考えて、決断していくことは、彼女にとって一歩ずつ前に進む大切な順番です。
同じ道筋でも、「自分で決める」と言うことが、とても大切なことだそうです。
他の人の意見で動きたくないという彼女なりの「こだわり」が垣間見えて心配ですが、とにかく今は、全てを受け入れるという対応をしています。
アディダスのジャージは「学校のため」ではなかった
行く・行かないを決めるための服ではない
このジャージは、
登校するかどうかを決めるための服ではありませんでした。
自分で自分を整えるための選択だった
アスパラちゃんにとってアディダスのジャージは、
「学校に行くための服」ではなく、
自分で自分を整えるための服でした。
私は、楽天市場で購入しました。全く同じものを購入するために数店舗もハシゴするのは不可能だと思ったからです。ネット検索でも時間はかかりましたが、見つけることができました。
小学生の化粧について思うこと
アスパラちゃんのクラスには、
美容や外見への関心が高い子が多くいます。
中には、整形をした子がいるという話も聞きました。
それをきっかけに、
クラス全体の「見た目」への意識が、
一気に高まったように感じています。
小学生でも、化粧に興味を持つのは自然なこと
アスパラちゃん自身も、化粧が好きです。
鏡の前で色を選んだり、
「今日はこれがいいかな」と考える時間が、
本人にとっては楽しいひとときになっています。
小学生だから、
化粧に興味を持ってはいけない、
ということはないと思っています。
学校に行くときは、ナチュラルメイク
学校に行く日は、
ごくナチュラルなメイクだけにしています。
色味を抑えて、
「しているか、していないかわからないくらい」。
それが、我が家なりの線引きです。
外見を整えることで、
少しだけ自信が持てるなら、
その気持ちは大切にしたいと思っています。
化粧は「誰かのため」ではなく「自分のため」
化粧をする理由は、
誰かに見せるためでも、
大人っぽく見せるためでもありません。
アスパラちゃんにとって化粧は、
自分の気持ちを整えるための手段のひとつ。
不登校や、学校との距離感に揺れる中で、
「これなら大丈夫」と思えるものがあることは、
心の支えになっているように感じます。
正直なところ、
小学生の化粧代は、思っていたよりかかります。
リップ、アイシャドウ、日焼け止め、
メイク落としやスキンケア用品。
ひとつひとつはプチプラでも、
気づけばそれなりの金額になります。
「まだ小学生なのに」
そう思う気持ちが、まったくなかったわけではありません。
それでも、
外見を整えることで気持ちが安定したり、
「今日はこれでいける」と思える日が増えるなら、
我が家では必要な出費として考えるようになりました。
もちろん、何でもOKにしているわけではありません。
肌に負担が少ないものを選ぶこと、
使う量や場面を一緒に確認すること。
その中で、
無理のない範囲で続けることを大切にしています。
不登校の生活は、
大きく何かが変わる日ばかりではありません。
友達が休んでいる月曜日。
登校できるかどうか、親も子も揺れる朝。
そんな中で、
お気に入りの服を選び、
自分の気持ちを少し整えることができた一日でした。
アスパラちゃんにとって、
アディダスのジャージは
「学校に行くための服」ではなく、
自分で自分を支えるための選択だったのだと思います。
不登校でも、
外見を気にする気持ちがあっていい。
安心できるものを身につけて、
今日をやり過ごすことができたなら、
それだけで十分ですよね!
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