「せっかく合格ラインまで来てるのに、受けないの?」
そう聞かれたことがあります。
長女は年少(保育園)の頃からZ会を始め、そのまま6年生まで、通塾せずにZ会中心で中学受験の対策をしてきました。受験期にはオンラインの家庭教師(トライ)も組み合わせ、模試では合格圏内に入るところまで来ていました。
でも結局、受験当日、その学校を受けませんでした。
そして地元の公立中学に進学しました。
「せっかくここまでやったのに」と思われるかもしれません。でも今振り返っても、これで良かったと思っています。
結論:合格圏内でも、受けなかった。理由はお金

はっきり言うと、受けなかった一番の理由はお金です。
私立中学に進学すれば、入学金・授業料・施設費など、公立とは比べ物にならない出費が続きます。私立の学費を実際に計算してみた記事でも書きましたが、
「合格できそうだから」という理由だけで、
その先何年も続く費用を背負う決断はできませんでした。
コスパを考えたときに、地元の公立中学という選択の方が、わが家には合っていると判断しました。
わが家の歩み:年少からZ会、受験期はトライも併用

長女は保育園の年少からZ会を始め、通塾は一度もせず、6年生の受験期までZ会中心で学習を続けました。
Z会には「一般の小学生コース」と「中学受験コース」が別に用意されていて、
中学受験コースは新4年生(3年生の2月)から始まります。
うちは4年生になるタイミングで、受験も視野に入れて「中学受験コース」に切り替えました。
一般コースのままだと、正直なところ受験対策にはついていけません。
Z会は決して簡単な教材ではないですが、コースをきちんと分けて
「受験にどこまで対応するか」を選べる作りになっているのは、良いところだと思います。
受験が近づいてからは、Z会の教材だけでは演習量や個別のフォローが足りないと感じる場面が出てきたので、オンラインの家庭教師(トライ)を並行して活用しました。
その結果、外部模試を受けたところ、志望校の合格圏内という判定が出るところまで到達しました。Z会だけでも、そこまでの学力は十分つけられるということは、身をもって実感しています。
「私立は後が楽」と聞いていたけれど

中学受験を考え始めた頃、周りからよく聞いたのが
「私立に入れば、その後は塾に通わなくていい」という話でした。
でも、実際に私立に進学した子を持つ知り合いから、後になってこんな話を聞きました。
「私立に入ったけど、授業についていくために結局塾に通っている」
私立だからといって、必ずしも「入れたら後が楽」というわけではないようです。
むしろ進学校ほど授業の進度が速く、ついていくために追加の塾代がかかっているケースもあると知りました。
別の知り合いからは、こんな話も聞きました。
大学附属の中高一貫校に進学したのに、エスカレーター式で大学に上がれず、結局大学受験をすることになったというケースです。
その子の親御さんは「じゃあ何のために私立に入れたのか」と嘆いていたそうです。
附属校だからといって、必ずしも全員がそのまま大学まで進めるわけではないんだと、
話を聞いて初めて知りました。
その気持ちは、正直よくわかります。
私立に進学させる決断には、それだけの期待と負担がかかっているからです。
こうした話を聞くたびに、「無理に私立に進学しなくてよかった」と改めて思いました。
中学受験=私立進学だけがゴールではない

中学受験というと、「合格して私立に進学すること」がゴールのように語られがちです。
でも、わが家にとっての中学受験は、
「合格できるレベルまで力をつける」こと自体に意味があったと感じています。
- Z会中心で、通塾なしでも学力は十分つけられる
- 合格圏内まで到達できたという事実は、本人の自信にもつながった
- そのうえで、進学先は「お金」も含めて現実的に判断していい
受験勉強で身についた学習習慣や自信は、公立中学に進学した後も、ちゃんと本人の力として残っています。
まとめ

- 年少からZ会、受験期はオンライン家庭教師(トライ)を併用し、通塾なしで合格圏内まで到達した
- 受験当日は受けず、コスパを考えて地元の公立中学に進学した
- 私立に進学した子も、結局塾に通っているケースがあると後から知った
- 中学受験は「合格すること」だけでなく、「力をつける過程」自体にも価値がある
- 進学先は、お金の面も含めて家庭に合った選択をしていい
「受けたら受かりそうだから、受けなきゃもったいない」
——そう思わなくていいと、今なら言えます。
通信教材とオンライン家庭教師、どちらが自分の子に合うか迷っている方は、
通信教材とオンライン家庭教師どっちがいい?不登校の子の学習支援比較もあわせてご覧ください。

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