以前、ADHDの薬を飲み始めて2週間のことを書きました。今回は、その続きです。

ADHDの薬を飲んで2週間。「普通はみんなそうなの?」と娘が言った日。
夏休みが終わって、薬の量を増やしました。
先日、授業から帰ってきた娘が、開口一番、こう言いました。
「ADHDは障害なん?むかついた」
薬を増やしたのは、朝の頭痛とイライラが増えたから
夏休みが終わり、夏休み明けのテストや宿題に取り組むようになると、娘は頭痛とイライラが増えてきました。
もともと、宿題を計画的に進めることも、テスト勉強を進めることも、娘は苦手です。夏休みの宿題も、期日が近づくにつれて「できていない」と自覚するからか、スマホに逃げていました。それでも、できていないことは気にしていて、イライラしている感じでした。
医師からは、ADHDの人は宿題を期日どおりに提出できないものだと思っておいたほうがいい、と言われていました。それは一生治らないものだから、治すというより、どうケアしていくかが問題になる、とも聞いていました。案の定、という形でした。
そのまま先生に相談しました。2学期は学校行事も目まぐるしくあるので、つらくなる時期かもしれない、ということでした。
そこで、これまで飲んでいた薬の量を増やし、気持ちを落ち着かせる薬を足しました。以前は薬が1錠だったので、そこが変わったことになります。
薬の名前や量は、ここには書きません。合う薬も量も人によって違い、医師が決めるものだからです。
2週間たって変わったこと
- 朝の頭痛が軽くなった
- 「やらなければならない時」にイライラが爆発するのは変わらないが、その回数が減った
少しイライラが減ったように思います。まだ2週間なので、効いているかどうかの判断はこれからです。気づいたことは、先生に伝えていきます。
「ADHDは障害なん?むかついた」授業から帰ってきた娘
その日の授業のタイトルは、「見えない障害」でした。
娘は帰宅すると、開口一番に言いました。
「ADHDは障害なん?むかついた」
以前、妹にADHDのことを茶化されたことはありましたが、「個性の範囲」ということで落ち着いていました。我が家は、見えない障害については比較的オープンに話す環境だったので、娘は気にしていないと思っていました。
私は、こう説明しました。
💬 私が娘に説明したこと
- ・生きにくくなると、障害になる
- ・でも、個性の範囲で過ごしている人はたくさんいる
- ・あなたは、朝の頭痛とイライラがつらいところまで来たから、薬で調節している
「障害」という言葉そのものが、娘は嫌だったようです。気にしていないと思っていたけれど、「障害」となると嫌なのだと、このとき初めてわかりました。
調べてみた:「障害」と「個性」の境目
私が説明した「生きにくくなると障害になる」は、調べてみると、法律の考え方と近いものでした。
- 発達障害者支援法では、ADHDなどの発達障害がある人のうち、その特性と社会的障壁によって、日常生活や社会生活に制限を受けている人を「発達障害者」としています(文部科学省に掲載されている法令より)
- ADHDの診断基準(DSM-5)にも、症状が家庭や学校など複数の場面で見られて、学業や社会生活に支障が出ていることが、条件として入っています(診断基準を紹介しているサイトより)
つまり、診断がつくかどうかには、特性そのものだけでなく、生活にどれくらい支障が出ているかが大きく関わるようです。
まとめ
📝 この記事のまとめ
- ✔ 夏休み明けの宿題・テスト勉強の時期に頭痛とイライラが増え、先生と相談して、薬の量を増やし、落ち着かせる薬を足した
- ✔ 医師からは「宿題を期日どおり出すのは難しいと思っておく。治すというより、どうケアするかが問題」と聞いていた
- ✔ 2週間で、朝の頭痛が軽くなり、イライラが爆発する回数が減ったように思う(まだ途中経過)
- ✔ 授業の「見えない障害」から帰ってきた娘は、「ADHDは障害なん?むかついた」と言った。気にしていないと思っていたが、「障害」という言葉は嫌だったとわかった
- ✔ 「生きにくくなると障害になる。個性の範囲の人もたくさんいる」と説明した
- ✔ 薬の種類や量は、医師が決めるもの。この記事は、うちの経過を書いたもので、薬を勧めるものではない
また経過が変わったら、続きを書きます。
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