はじめに
「子どもが学校に行きたくない」と言われたら、どうしますか?
行かせる?休ませる?転校させる?
日本では“学校に行くのがあたりまえ”という空気があります。
でも、世界にはちょっと違う考え方もあるんです。
私自身、娘の不登校を経験してから「日本の学校制度しか知らなかった自分」に気づきました。
そこで出会ったのが、海外の教育制度の事例でした。
世界の国々はどうしてる?──5カ国の事例から見える多様性
🇰🇷 韓国|教育熱は高いけれど“不登校”はほぼ存在しない
- 小学1年から9年間の義務教育
- 補習塾(ハグォン)文化が根強く、「勉強するのは努力の証」という価値観
- 不登校に対する制度や理解はほとんどないのが現状
🇩🇪 ドイツ|出席は“義務”|ホームスクーリングは禁止
- 6歳から義務教育、欠席は法律違反
- ホームスクーリングは原則禁止(長期病気などのみ例外)
- 違反すると親に罰金や登校命令
🇸🇪 スウェーデン|教育は無償&支援スタッフが充実
- 6歳から10年間の義務教育
- 公立も私立も授業料は無料
- 学校医・心理士などの専門スタッフが配置されている
- ただしホームスクーリングは基本不可
🇫🇷 フランス|家庭教育は合法
- 行政への届け出と年1回の訪問調査で認められる
- 公立・私立・家庭教育、いずれも“正規の教育”として扱われる
- 「学校に行かない」も自然な選択肢のひとつ
🇺🇸 アメリカ|学び方は家庭が決める
- 義務教育制度は州ごとに異なる
- ホームスクーリングは全州で合法
- オンライン学習やアンスクーリングなど、多様な教育スタイルが選べる
私が気づいたこと
「学校に行かないと将来困る」
「親が甘いと子どもはダメになる」
そう思っていた私。でもフランスやアメリカの事例に触れてから、考え方が大きく変わりました。
世界を見れば“行かない”を前提にしながらも、学びを続ける方法がたくさんあるんです。
「うちの子に学校は合わないかも」と悩んでいる親にとって、
これは「もう一度、子どもの未来をやわらかく考えていい」という希望につながります。
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まとめ
不登校は、親にも子にも“試される時間”。
でも、世界を見渡せばわかります。
- 学校に行かなくても子どもは育つ
- 子どもは学び続けられる
少し肩の力を抜いて、「わが家に合った学び方」を探していければいいのだと思います。
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