不登校の支援先を調べていると、学研グループが運営する「学研WILL学園」という名前もよく見かけます。
学研という聞き覚えのある名前に安心感はありつつ、実際どんな仕組みなのかは知らなかったので、この記事では調べてわかったことをまとめています。実際に利用した経験はありません。
結論:フリースクールと通信制サポート校が一体になっている
学研WILL学園の特徴は、「フリースクール(中等部)」と「通信制高校のサポート校」が同じ学園の中に一体化していることです。
小学6年生から入学でき、中学生の間はフリースクールとして、高校生になってからは通信制高校と連携したサポート校として、同じ場所・同じ先生のもとで継続して通えるのが特徴です。
これまで紹介してきたクラスジャパン小中学園(小中学生向けのフリースクール)、RENハイスクール(高校生向けの通信制高校)は、それぞれ対象年齢が分かれていましたが、
学研WILL学園は中学生から高校生まで一つの場所で見てもらえる、という違いがあります。
出席認定・進路の実績
運営会社が公表している数値として、以下のようなものがありました。
- 公立校の97.5%で出席認定を取得(13都道府県・588校で実績あり)
- 希望進路決定率:97.3%
- 不登校改善率:94.3%
数字自体は運営会社の発表なので、割り引いて見る必要はあります。
ただ、13都道府県・588校という幅広い実績数は、学校との連携ノウハウがそれなりに蓄積されていることの裏付けにはなりそうです。
コースの種類(通学頻度で選べる)
通学スタイルは1つではなく、子どもの状態に合わせて複数のコースから選べるようになっています。
- 総合コース:週5日登校
- 選択コース:週3日登校
- 特選コース:週3日登校+月2日の家庭訪問指導
- 在宅コース:月4日の家庭訪問指導
- メタバースコース:週5日、オンライン上の仮想空間にログインし放題
「まったく外に出られない」段階から「少しずつ外に出られるようになってきた」段階まで、
状態の変化に合わせてコースを毎月変更できる仕組みになっているようです。
料金の目安
- 入学金:110,000円(初年度のみ、減免制度あり)
- 月額指導料:コースにより44,000円〜66,000円(選択コース週3日で44,000円、総合コース週5日で66,000円)
- 年間の目安総額:諸経費等を含めて79万円前後
正直、クラスジャパン小中学園(月27,500円)と比べると、学研WILL学園はかなり高額です。ただし、対象が中学生〜高校生までと幅広く、通信制高校のサポート校機能(高校卒業資格の取得支援)まで含まれていることを考えると、単純に「高い・安い」で比較しにくい部分もあります。
向いていそうな家庭
調べた内容から、向いていそうなケースを整理してみます。
- 中学生のうちから、高校進学・卒業まで同じ場所で見てもらいたい
- 外出が難しい時期から、少しずつ外に出られるようになるまで、通学頻度を柔軟に変えたい
- 全国に教室があるため、通える範囲に教室があるか確認できる家庭
- 学研というブランドの安心感を重視したい
逆に、月額の負担を抑えたい場合や、近くに教室がない場合は、オンライン完結型の他の選択肢(クラスジャパン小中学園など)の方が合うこともありそうです。

月27,500円は高い?「クラスジャパン小中学園」を出席扱い・口コミから調べてみた
まとめ
- 学研WILL学園は、フリースクール(中等部)と通信制高校サポート校が一体になった仕組み
- 出席認定は公立校の97.5%で実績あり(13都道府県・588校、運営会社公表)
- 通学頻度に応じて週5日〜在宅・メタバースまで、複数コースから選べる
- 料金は年間79万円前後とやや高額だが、中学〜高校卒業までの一貫サポートが含まれる
- 教室は全国の主要都市に展開(通える範囲の確認が必要)
中学生のうちから高校卒業まで見据えて相談先を探している方には、選択肢の一つとして検討する価値がありそうです。気になった方は、まず資料請求・個別相談から様子を見てみてください。

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