はじめに
「学校に行けない間、勉強がどんどん遅れていくのでは…」そんな不安を抱えていませんか?

私自身、子どもが不登校になったとき、勉強の遅れよりも先に子どもの心のケアが大事だとわかっていながらも、心のどこかでずっとその不安がありました。学校の授業に追いついていけなくなったとき、子どもが自信をなくしてしまうのでは、と。
そんなとき出会ったのが「すらら」というオンライン教材です。私自身はまだ実際に利用していませんが、気になって徹底的にリサーチしました。公式サイトや口コミサイト、不登校の親御さんのブログなどを読みあさって見えてきた情報を、同じ立場の親御さんに向けてまとめます。「すらら、気になってるけど実際どうなの?」という方の参考になれば嬉しいです。
すららとは?
すらら は、株式会社すららネットが提供するオンライン学習教材です。最大の特徴は「無学年式」であること。学年にとらわれず、子どもの理解度に合わせてどの単元からでも学習を始められます。
もう一つの大きな特徴がAIを活用した学習システムです。子どもの答え方のパターンや理解度をAIが分析し、つまずいている箇所を自動的に特定。その子に合った問題を出題してくれます。一斉授業とは違い、「わからないまま次に進んでしまう」という状況が起こりにくい仕組みです。
対応学年・科目
- 対象学年:小学1年生〜高校3年生
- 対応科目:国語、算数/数学、英語、理科、社会
キャラクターによるアニメーション講義形式で授業が進むため、テキストを読むのが苦手な子や、集中が続きにくい子でも取り組みやすいと言われています。
不登校の子におすすめな理由5選
ここが一番お伝えしたいポイントです。すらら が「不登校の子に向いている」と言われる理由を、5つに絞って詳しくご紹介します。
1. 自分のペースで進められる無学年式
学校の授業は、学年ごとにカリキュラムが決まっています。授業を休んでしまうと、理解できていない単元があっても次の内容へと進んでしまうのが現実。それが積み重なると「わからないことがわからない」という状態になり、勉強への苦手意識がどんどん大きくなっていきます。
すらら の無学年式とは、今の学年に関係なく、子どもが理解できている単元からスタートできる仕組みのことです。たとえば中学2年生でも、小学3年生の算数でつまずいているなら、そこから無理なく復習できます。逆に、得意な教科は先取り学習することも可能です。
不登校で学校を長期間お休みしている子にとって、「学年相当の内容についていけない」という焦りはとても大きなストレスになります。すらら なら自分のペースで着実に積み上げていけるため、勉強への自己効力感を取り戻しやすいと言われています。
「ゲームみたいに達成感があってハマっている」「苦手だった計算が少しずつできるようになって自信がついた」という声も見られます。勉強そのものへの自信が少し回復するだけで、子どもの表情が変わることがあります。
2. 発達障害・学習障害への対応実績がある
すらら は、文部科学省が定める「学習障害(LD)」や「ADHD」「自閉スペクトラム症(ASD)」を持つ子どもへの学習支援実績を持つ教材です。公式サイトでも、発達障害を持つお子さんへの活用が明記されています。
なぜ発達障害の子に向いているかというと、次のような設計が理由として挙げられます。
- 文字だけでなく音声・アニメーションで学べる:文字を読むのが苦手な子(ディスレクシアなど)でも理解しやすい
- 一単元が短く設計されている:集中が続きにくい子でも達成感を感じやすい
- 繰り返し同じ単元を学べる:記憶の定着が苦手な子に対応できる
- 自分のタイミングで学べる:周りのペースに合わせなくてよい安心感がある
不登校の子の中には、発達特性が背景にある場合も少なくありません。そういった子にとって、すらら の設計は非常に相性がよいと感じています。
3. 出席扱い制度に活用できる
これは多くの親御さんが知ると驚かれるポイントです。文部科学省の通知により、一定の条件を満たせば、自宅でのICT学習(すらら等)が学校の出席として認められる場合があります。
具体的には、以下の条件が目安とされています。
- 保護者と学校が連携していること
- 学校がICT学習を把握・認めていること
- 学習の記録が残ること(すらら は学習ログが残ります)
すらら 公式サイトによると、この「出席扱い制度」に対応した実績が全国で1,000校以上に及ぶとされています(※公式情報をもとに記載。詳細は最新の公式サイトでご確認ください)。
出席日数が内申点に影響する中学生以上の場合、この制度が活用できるかどうかは大きな差になります。担任の先生や教育委員会への相談と並行して、こういった教材を活用するという選択肢があることは、ぜひ知っておいていただきたいと思います。
4. 親への学習レポートで状況が把握できる
不登校中の親御さんが感じる悩みの一つが、「子どもが何を学んでいるのか、どこまで理解できているのか把握しにくい」ということではないでしょうか。
すらら には保護者向けの管理画面・学習レポート機能があります。子どもがいつ・どの教科を・どれくらい学習したか、どこでつまずいているかといった情報を親が確認できます。
学習の様子を把握できると、子どもへの声のかけ方も変わってきます。「今日は数学の図形を30分やったんだね」と具体的に話せるようになるだけで、親子の会話がちょっと豊かになったりします。また、スクールカウンセラーや担任の先生への報告にも活用できます。
家庭での学習が”見えない”状態で続けるより、お互いに安心感があるというのは大事なポイントだと思います。
5. 不登校サポートコースがある
すらら には、不登校の子どもに特化した「不登校サポートコース」が用意されています(※コース名・内容は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください)。
このコースでは、すらら を使った学習計画の立て方や、学校復帰・フリースクールへの連携なども含めてサポートしてもらえると言われています。教材を渡してあとはよろしく、という形ではなく、サポートスタッフが関与してくれる体制があることは、不登校の親御さんにとって心強いポイントではないでしょうか。
子どもによっては、学習を再開すること自体がとても大きなハードルです。強制せず、でも少しずつ前に進めるように伴走してもらえる存在があるのは、親だけで抱え込まなくてよいという安心につながります。
料金・コース一覧
すらら の料金は、コース(学年帯)と入会月によって異なります。以下は公式サイト情報をもとにした目安です(税込・2024年時点の情報。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください)。
| コース | 対象 | 月額料金(税込)の目安 |
|---|---|---|
| 小学生コース(3教科) | 小1〜小6 | 約8,228円〜 |
| 小学生コース(4教科) | 小1〜小6 | 約8,228円〜 |
| 中学生コース(3教科) | 中1〜中3 | 約8,228円〜 |
| 中学生コース(5教科) | 中1〜中3 | 約10,978円〜 |
| 小中コース(5教科) | 小1〜中3 | 約10,978円〜 |
| 高校生コース(3教科) | 高1〜高3 | 約8,228円〜 |
※上記に加え、入会金(11,000円程度)が別途かかる場合があります。キャンペーンや不登校サポートコースの適用で費用が変わることもあります。
料金体系はやや複雑なので、まずは資料請求や無料体験で詳細を確認するのがおすすめです。
自宅での学習をサポートする無学年式オンライン教材【すらら】口コミ・評判
実際に利用している方の声として、ネット上ではこのような意見が見られます(※特定の個人の発言を引用するものではなく、複数の口コミサイトやSNS上の傾向を要約したものです)。
良い口コミ
「学校に行かない間、すらら のおかげで勉強が止まらなかった」という声があります。不登校中に学習習慣を維持できたというのは、多くの親御さんが実感されているようです。
「子どもが自分から開いて勉強するようになった」という声も目立ちます。強制しなくてもゲーム感覚で取り組めるため、勉強へのハードルが下がったというケースが多いようです。
「出席扱いになって内申点が救われた」という声もあります。中学生のお子さんを持つ親御さんにとって、この点は特に大きかった、という声が見られます。
気になる口コミ
「月額料金が高く感じる」という声もあります。他の通信教材と比べると価格帯が高めのため、家計との兼ね合いで悩むという意見は少なくありません。続けやすいかどうかも含めて検討が必要かもしれません。
「最初は取り組みを嫌がった」という声もあります。不登校の子の中には、学習そのものへの抵抗感が強い時期もあります。すらら を用意するだけで自動的に解決するわけではなく、タイミングを見計らう必要があると感じている親御さんも多いようです。
すららが向いてる子・向いてない子
向いている子
- 学校の授業のペースについていけない、または大幅に遅れている子
- 発達障害(ADHD・ASD・LD等)があり、一斉授業が難しい子
- 動画やアニメーションなど視覚的なコンテンツで学ぶのが好きな子
- 出席扱い制度を活用したい中学生以上の子
- 自分のペースで少しずつ取り組みたい子
- 親が学習状況を把握しながらサポートしたい場合
向いていない子
- 紙のテキストや書くことで学ぶスタイルが好きな子
- タブレット・PCの操作自体が苦手または嫌いな子
- 学習意欲がまだ全く回復していない段階の子(まず心の回復が優先)
- コストを抑えたい場合(比較的月額が高め)
「向いていない子」に挙げた項目は、すらら が悪いということではなく、「今この子に合うタイミングではないかもしれない」という意味です。不登校の回復には段階があります。焦らず、子どもの状態を見ながら検討してみてください。
他教材との比較
不登校の子向けのオンライン教材として、すらら と並んでよく名前が挙がる「スマイルゼミ」と簡単に比較してみます。
| 比較項目 | すらら | スマイルゼミ |
|---|---|---|
| 学習スタイル | 無学年式・AI診断 | 学年別カリキュラム |
| 対象学年 | 小1〜高3 | 幼児〜高3 |
| 発達障害への対応実績 | あり(公式に記載) | 特段の記載なし |
| 出席扱い制度への対応 | 対応実績あり | 対応の記載なし |
| 月額料金の目安 | 約8,000円〜 | 約3,000円〜6,000円 |
| 教材形式 | アニメーション講義+問題 | タブレット中心の演習 |
| 保護者への学習レポート | あり | あり |
| 不登校サポート | 専用コースあり | 特段の設定なし |
スマイルゼミはコストを抑えやすく、学年に沿った学習をしたい場合に向いています。一方で、すらら は不登校・発達障害への対応実績や出席扱い制度など、不登校の子に特化した強みが際立っています。
「費用を抑えたいが学習習慣をつけたい」ならスマイルゼミ、「発達特性があり、学習のつまずきを根本から解決したい」「出席扱いを検討している」ならすらら、という使い分けが一つの目安になるかもしれません。
まとめ
不登校中の子どもの勉強をどうするか、正解はひとつではありません。でも「学習が完全に止まったまま」「勉強への苦手意識がどんどん積み上がっている」という状況を少し変えたいと思ったとき、すらら はその選択肢として十分に検討する価値があると感じています。
無学年式・AI学習・発達障害への対応・出席扱い制度・保護者へのレポート機能と不登校サポートコース——これだけの特徴が揃っている教材は、なかなか多くありません。
まずは情報だけ集めてみることから始めてみませんか。資料請求は無料なので、「気になってるけどまだ決められない」という段階でも大丈夫です。
焦らなくていいです。あなたがこうして情報を集めていること自体、子どものことを一生懸命考えている証拠です。

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