仕事の合間にスマホを見たら、担任の先生から着信。
「今は手が離せない…」「折り返したら何を言われるんだろう…」
そのまま会議に戻りながら、ずっと頭の片隅に残ってしまう。不登校の子どもを持つワーママなら、一度はこんな経験があるんじゃないかと思います。
このページでは、同じ状況を経験した私が、仕事中の電話対応で「これで少し楽になった」と思えた方法を正直に書いています。
折り返せなかった自分を、まず責めないで
電話を取れなかっただけで、罪悪感を感じてしまう。これ、ワーママあるあるだと思います。
でも、仕事中に電話を取れないのは当たり前のことです。先生も「すぐに出られない状況があること」はわかっています。折り返しが少し遅くなっても、それだけで関係が壊れることはありません。
まず深呼吸。落ち着けるタイミングで折り返せば大丈夫です。
折り返す前に、30秒だけ準備する
電話をかけ直す前に、少しだけ頭を整理しておくと気持ちが楽になります。
- 子どもの今日の様子を思い返す(朝の様子、昨日の夜など)
- 「全部答えられなくていい」と割り切る
- メモ帳を手元に置く(後で記録しておくと次に役立つ)
「何を聞かれるかわからない」という不安が一番しんどいので、わかる範囲だけ整理しておくだけで気持ちが違います。
折り返しの第一声、これだけ決めておく
先生からの電話、正直「また何かあったのかな…」と身構えてしまいますよね。
でも、よく考えると先生も気を遣ってかけてくれています。連絡帳やプリントではなく、わざわざ電話を選んでいるのは「直接伝えた方がいい」と判断してくれているから。
だから私は、折り返したときの第一声をこう決めています。
「お忙しいのに電話いただいてありがとうございます」
これだけです。
謝罪より先に、感謝を伝える。たったこれだけで、先生の話し方が変わる気がします。安心してくれるのか、その後の説明がとても丁寧になるんです。
電話の内容によって、対応を変えてみる
先生からの電話は、大きく3種類に分けられます。それぞれ対応のコツが少し違います。
① 様子報告・確認の電話
「最近どうですか?」「今週も休まれていますが、体調はいかがでしょう」というような電話です。
→ 焦らず、今の状況を正直に伝えるだけで大丈夫です。「本人は家でゆっくり過ごしています」「少しずつ気持ちが落ち着いてきているようです」など、わかる範囲で話せば十分です。
② 相談・提案の電話
「一度面談でお話できませんか」「こういう支援があるのですが、どうでしょう」という前向きな内容です。
→ その場で即答しなくてOKです。「一度持ち帰って、本人とも話してみます」と伝えれば、先生も安心します。プレッシャーを感じる必要はありません。
③ 緊急・トラブルの電話
「子どもが体調不良で」「ちょっと確認したいことがあって」という急ぎの内容です。
→ こういうときのためにも、折り返し連絡がしやすい時間帯を事前に先生に伝えておくと助かります。「昼休みの12時〜13時なら折り返せます」と一言共有しておくだけで、お互いにスムーズになります。
「毎日電話」がしんどいときは、ルールを変えてもらう
学校によっては、毎朝欠席の連絡を電話でするルールがあるところも。仕事を持つ親には、正直しんどいですよね。
そういうときは、正直に伝えてみるのが一番です。
「仕事の都合で、朝の電話がむずかしい日があります。連絡帳やアプリでのやりとりに変えていただくことはできますか?」
ほとんどの先生は、相談すれば柔軟に対応してくれます。「週1回まとめて状況を共有する」という形にしてもらっている方もいます。
遠慮せず、一度相談してみてください。
電話の記録をつけておくと、後で助かる
先生との電話は、内容を簡単にメモしておくことをおすすめします。
記録する内容はシンプルでOKです。
- 日付・時間
- 誰から(担任 / 学年主任など)
- 話した内容の要点
- 次回までに確認することがあれば
スマホのメモアプリで十分です。ノートでも構いません。
これをやっておくと、面談のときに「あのとき先生がこう言っていた」と確認できますし、「自分がちゃんと動いている」という安心感にもつながります。学校との対応が長期になればなるほど、記録が自分を助けてくれます。
それでも電話が怖いと感じるなら
電話のたびに何か言われるんじゃないかと、構えてしまう。その感覚、おかしくないです。
不登校が続いているときの「先生からの電話」は、それだけでプレッシャーになります。毎回ドキドキしてしまうのは、それだけ子どものことを真剣に考えている証拠でもあります。
電話の後に気持ちが落ちてしまうときは、少しだけ自分をねぎらってあげてください。「電話できた、それで十分」で大丈夫です。
よくある質問
Q. 折り返しの電話、何時ごろかけるのがいい?
A. 学校の先生は授業の合間や放課後に電話対応をしていることが多いです。15時〜17時の間が比較的つながりやすい時間帯です。ただし学校によって異なるので、一度「折り返しやすい時間を教えてください」と聞いてしまうのが一番早いです。
Q. 電話口で泣いてしまいそうなときはどうする?
A. 無理に話さなくて大丈夫です。「少し気持ちが整理できていなくて、また改めてかけ直してもいいですか」と一言伝えれば、ほとんどの先生は理解してくれます。泣いてしまっても、それで関係が悪くなることはありません。
Q. 先生の言葉がきつく感じることがある。どうしたらいい?
A. 担任の先生と合わないと感じるときは、学年主任やスクールカウンセラーに相談窓口を変えることも選択肢のひとつです。「担任の先生以外とも話したい」と伝えることは、決してわがままではありません。
Q. 子ども本人が「学校に電話しないで」と言う。どうすればいい?
A. 子どもの気持ちを尊重しながら、「完全に連絡を絶つのはむずかしい」ということも正直に伝えてみてください。「先生に何を話すか、一緒に決めよう」と子どもを巻き込む形にすると、少し安心してもらえることがあります。
まとめ
- 仕事中に取れなかった電話は、落ち着いてから折り返せばいい
- 第一声は謝罪より感謝「電話いただいてありがとうございます」
- 電話の種類によって、対応のトーンを変えてみる
- 毎日の電話がしんどければ、連絡手段を相談して変えてもらえる
- 電話の内容は簡単にメモしておくと後で助かる
- 電話が怖い、しんどいと感じるのは当然のこと
一人で全部抱えなくていいです。学校との連絡だって、少し工夫するだけで楽になることがあります。


コメント