
小学1年生の算数、実はつまずきポイントがいくつかあるんです。時期を知っておくと安心ですよ。

繰り上がりとか繰り下がりって、いつ頃つまずきやすいんでしょうか?
小学1年生の算数は「簡単そう」に見えて、実はつまずきの芽が多く隠れています。
特に不登校のきっかけが「勉強についていけない」という不安から始まるケースも少なくありません。
早い段階でどこでつまずきやすいか、いつ頃注意が必要かを知っておくことで、お子さんの小さなSOSに気づきやすくなります。
この記事では、小学1年生の算数でよくあるつまずきポイントを時期別に整理し、家庭でできる対処法をまとめました。
小学1年生で習う算数の単元一覧

| 領域 | 主な内容 | 時期の目安 |
| 数と計算 | 数の合成・分解、たし算、ひき算、繰り上がり・繰り下がり | 4月〜3月(通年) |
| 図形 | 身の回りの形の観察、形の仲間分け | 2学期頃 |
| 測定 | 長さ・広さ・かさなどの量感覚 | 3学期頃 |
| データの活用 | 簡単な絵や図を使った整理 | 通年を通して随時 |
つまずきやすいポイントと時期

(1) 数の概念があいまい(4〜5月)
「5」という数字が「5個のもの」と結びついていない状態です。
数字は読めても、実際の数量と対応させる感覚が育っていないと、
この先の計算すべてに影響します。
対処法としては、
おはじきやブロックなど具体物を使い、数字と実際の数を毎日セットで確認することが有効です。
(2) たし算・ひき算の意味の理解(6〜7月)
「あわせていくつ」「のこりはいくつ」という言葉の意味と、
たし算・ひき算の式がつながっていないケースです。
計算はできても文章題になると手が止まる子はここでつまずいています。
生活の中の場面(おやつを分ける、おもちゃを数えるなど)で
「あわせる」「へる」
という言葉を意識的に使うと、
式と意味が結びつきやすくなります。
(3) 繰り上がりのあるたし算(10〜11月)
「8+5」のように答えが10を超える計算です。
10のまとまりを作るという発想の転換が必要で、
多くの1年生がここで最初の壁にぶつかります。
家庭では「10のかたまりを作る」感覚を、
両手の指やブロックで繰り返し体感させるのがおすすめです。
(4) 繰り下がりのあるひき算(11〜12月)
繰り上がりの後に習うため、まだ定着していない状態で次の壁が来ることになり、
つまずきが重なりやすい単元です。
あせらず繰り上がりの復習に戻ってから取り組むなど、
順番を急がないことが大切です。
家庭で気づけるつまずきサインチェックリスト

| サイン | 考えられる原因 |
| 指を使わないと計算できない | 数の合成・分解が未定着 |
| 文章題になると固まる | 言葉と式の結びつきが弱い |
| 「10」を意識した発言がない | 繰り上がりの土台ができていない |
| 宿題の算数だけ極端に嫌がる | 特定の単元でのつまずきが蓄積している可能性 |
家庭でできるサポート方法

学校の進度に対して家庭学習が遅れている・進みすぎている場合、
どちらも焦りにつながります。大切なのは「できないこと」を責めるのではなく、
「どこで止まっているか」を一緒に確認する姿勢です。
市販の教材やアプリを使う場合も、単元の順番を学校と合わせることで混乱を防げます。
塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】まとめ
小学1年生の算数は、
数の概念→たし算ひき算の意味理解→繰り上がり→繰り下がり
という順番でつまずきの山が来ます。
特に10月以降は要注意の時期です。
次の記事では、夏休み・冬休みにそれぞれの時期の復習に絞った内容をご紹介します。

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