「うちの子、不登校だけど高校受験できるの?」「内申点がないと無理なのかな…」
そう悩んでいる親御さんに、まず伝えたいことがあります。
不登校でも、高校受験はできます。内申点が不利でも合格できる道があります。
我が家でも長女が行き渋りを経験し、「このまま高校に行けないんじゃないか」と本気で心配した時期がありました。でも実際に調べると、不登校の子のための入試方式や、内申点に頼らない受験ルートがちゃんとあることがわかりました。
この記事では、不登校・行き渋りの子を持つワーママ目線で、高校受験の実態と勉強の始め方を正直にまとめます。
不登校でも高校受験できる?まず現実を知ろう
結論から言うと、中学で不登校になっても85%以上の子が高校に進学しています(文部科学省データ)。昔は65%前後だったので、かなり上がっています。
「不登校=高校に行けない」は、もう古い認識です。
ただし、受験の方法や対策は、通常とは少し違います。まず「自分の子にどのルートが合うか」を知ることが大事です。
内申点が不利でも受けられる入試ルート3つ
① オープン入試(私立高校)
内申点を一切使わず、当日の学力試験だけで合否が決まる方式です。不登校で内申点が低い・ない場合でも、実力で勝負できます。
- ✅ 内申点・欠席日数を問わない
- ✅ 勉強さえできれば平等に評価される
- ⚠️ 当日一発勝負なのでプレッシャーあり
- ⚠️ 学校によって実施状況が異なる
② 通信制高校・単位制高校
通信制高校は、内申点や欠席日数をほとんど問わない学校がほとんどです。面接や作文だけで合否が決まるケースも多く、不登校の子にとって入りやすい選択肢です。
- ✅ 自分のペースで通える・学べる
- ✅ 内申点不問の学校が多い
- ✅ 全日型・週数回・完全オンラインなど形態が選べる
- ⚠️ 自己管理力が必要な学校も多い
③ 高卒認定試験
高校に通わなくても、高卒認定試験(高認)に合格すれば大学・専門学校の受験資格が得られます。年2回(8月・11月)実施で、科目は分割して合格できます。
- ✅ 通学不要で自分のペースで勉強できる
- ✅ 大学・専門学校への進学ルートが開ける
- ⚠️ 高校卒業資格そのものではない点に注意
- ⚠️ 自己管理・孤独感が課題になることも
内申点はどれくらい影響する?正直な話
公立高校(全日制)を目指す場合、内申点は大きく影響します。目安として、中3の欠席が15日を超えると内申点に響きやすいと言われています。
| 学校の種類 | 内申点の影響 | 不登校への対応 |
|---|---|---|
| 公立全日制 | 大きい | 不利になりやすい |
| 私立(推薦) | 中程度 | 基準あり・学校次第 |
| 私立(オープン入試) | なし | 当日の学力のみ |
| 通信制高校 | ほぼなし | 面接・作文中心が多い |
内申点が心配な場合は、私立のオープン入試か通信制高校を中心に考えるのが現実的です。
勉強の遅れ、どこから取り戻す?
受験を考えるとき、多くの親が最初にぶつかるのが「学習の遅れ」です。学校を休んでいた分、授業についていけていない単元がある子も多いです。
大切なのは、今の学年からではなく、本人が理解できている単元から始めることです。焦って今の学年の内容をやっても、土台がなければ積み上がりません。
不登校の子の勉強再開に向いている学習スタイル
- 無学年式の教材:学年に関係なく、自分の理解度に合った単元から始められる
- 自分のペースで進められる:毎日決まった時間に勉強しなくてもいい設計
- キャラクターや動画で理解しやすい:テキストだけでなく、視覚的に学べる
- 親がそこまで関わらなくていい:自動採点・進捗管理がある
これらの条件を満たす教材として、わが家ではすららを実際に使いました。無学年式で、キャラクターとの対話形式で進むため、勉強へのハードルがかなり下がります。また、条件を満たせば出席扱いにもなるため、「勉強しながら出席日数も積める」という一石二鳥の使い方もできます。
受験勉強、いつから始めればいい?
「中3の夏からでは遅いですか?」という質問をよく見かけます。正直に言うと、遅くはないですが余裕もないです。
目安として考えてほしいのはこのスケジュールです。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 中2後半〜中3春 | 学習習慣をつける・苦手単元の洗い出し |
| 中3の夏 | 基礎固め・志望校の絞り込み |
| 中3の秋 | 志望校の過去問・模試で実力確認 |
| 中3の冬 | 仕上げ・入試本番対策 |
不登校の子の場合、まず「学習習慣をつける」ところからスタートすることが多いです。中3になって急に詰め込もうとすると心身への負担が大きいので、中2のうちから少しずつ始めるのが理想です。
塾は必要?不登校の子の勉強サポート選び
「塾に行かせたいけど、外に出るのが難しい」という家庭も多いと思います。今は、オンラインで完結する選択肢がかなり充実しています。
| サービス | 向いている子 | 費用感 |
|---|---|---|
| すらら | 学習の遅れを取り戻したい・出席扱いも狙いたい | 月約8,000円〜 |
| スタディサプリ | 動画で学ぶのが好き・コスパ重視 | 月約2,200円〜 |
| ティントル(不登校専門個別指導) | 人と関わりながら勉強したい・心のケアも必要 | 要問合せ |
| オンライン家庭教師 | マンツーマンで教えてもらいたい | 月3〜6万円前後 |
学習の土台づくりにはすらら、人との関わりを重視するならティントルという組み合わせもありです。
よくある質問
Q. 欠席日数が多くて内申点がない場合、公立は無理?
公立全日制は厳しい場合が多いですが、定時制・通信制公立高校は比較的ハードルが低いです。また私立のオープン入試なら内申不問で挑戦できます。
Q. 通信制高校に入ったあと、大学進学はできる?
できます。通信制高校を卒業すれば大学受験の資格は得られます。最近は大学進学サポートが充実している通信制高校も増えています。
Q. 今から勉強を始めるのに、何から手をつければいい?
まずは「今どこまで理解できているか」を確認することです。無学年式の教材で診断テストを受けると、自分の理解度に合ったスタート地点がわかります。すならの無料体験はここから確認できます。
まとめ
- 不登校でも85%以上の子が高校に進学している。道は閉ざされていない
- 内申点が不利でも、オープン入試・通信制高校・高卒認定という選択肢がある
- 勉強は今の学年からではなく、理解できている単元から始めるのが大切
- 学習ツールは無学年式で自分のペースで進めるものが不登校の子に向いている
- 中2のうちから少しずつ学習習慣をつけておくと、受験期がラクになる
焦らなくて大丈夫です。今の状態に合った道を、一緒に探していきましょう。

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